自動車の自動運転技術は、どこの自動車メーカーも全勢力を傾けて開発しています。
現在の実証実験では、運転席に人間が座った状態で自動運転と称していますが、最終的には運転席のない車になることでしょう。自動運転なのですから運転席は必要ないのです。自動運転のモノレール「ゆりかもめ」には運転席がありません。

自動運転という単語もなにか矛盾があります。運転という語句自体が旧態然としています。エスカレーターやエレベーターは、自動的に自分の行きたい場所に移動させてくれます。わざわざ自動運転とは言っていませんが機械が運転しているのです。自動で行くことが当たり前なのです。運転してもらっている意識が利用者にありません。乗れば行きたいところに行くのです。
今まで自動車メーカーは、いかに操縦性を良くするか?人に心地よい操縦性を提供できるかを争っていました。ハンドリング、乗り心地、加速感、全ては、人間にいかに感動を与えるかがテーマなのです。

世界の一流な自動車メーカー、ベンツ、BMW、ポルシェ、フェラーリ、それらの名車は、乗った人にその車でしか体感できない感動を与え続けており、評価されています。
車に興味のない人たちは、移動できればいいんだと言います。

自動運転の時代になった時に、自動車メーカーは、何を理由に車を選んでもらうのでしょう?自分で操縦することが好きな少数の車好きの人々は、自動運転を行わないでしょう。
圧倒的多数の、今まで車に興味のなかった人たちが自動車メーカーのメインターゲットになるかもしれません。
安全に移動できれば良いという考えの方々です。スピードは、自動運転により法定速度で走るわけですから、時速300kmが出るスーパーカーも軽自動車も目的地への到着時間は全く変わらないのです。

Comments are closed.

Post Navigation